既存住宅アドバイザー講習会について

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既存住宅アドバイザー講習会は不動産事業者・住宅関連事業者向けの講習会で、建物インスペクションや既存住宅売買かし保険など、既存住宅流通事業を営む上で必要とされる知識を身に付けることを目的としています。

国が推進する既存住宅流通活性化には、消費者が安心して既存住宅を購入することができる環境作りが大切で、これまで以上に現場で消費者と接する事業者の能力の向上が求められます。本制度の活用で、事業者の知識・スキルを補完し、既存住宅流通活性化に寄与する所存でございます。

既存住宅アドバイザー講習会を受講すると、既存住宅アドバイザーとして登録され、専用の登録証が発行されるほか、講習内容を実務で活用するための「既存住宅アドバイザー調査ツール」というシステムが3年間無料で利用できるようになります。

アドバイザー講習会は東日本一体の広域連携事業です

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既存住宅アドバイザー講習会・かし保険案内宣言店制度は、「北海道既存住宅流通促進協議会」「東北地区中古住宅流通促進協議会」「首都圏既存住宅流通推進協議会」※1「沖縄特化型既存住宅流通活性化プロジェクト※2」にて消費者が安心して中古住宅の取引ができる環境整備の一環で実施されている事業です。

※1消費者が安心して不動産取引が出来る不動産流通市場を整備するため、宅建業者を中心とする不動産関連事業者の連携による新たなビジネスモデルの検討や普及に取り組む団体として採択された連携事業体で、平成24年から活動しております。

※2沖縄県の平成27年度中小企業課題解決プロジェクト推進事業(企業連携プロジェクト)採択プロジェクト

既存住宅流通活性化には不動産事業者と建設事業者の事業者間連携が不可欠です

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「かし保険案内宣言店」と「リフォーム事業者認定制度※1」を連携して運用することで、既存住宅流通活性化に欠かせない不動産仲介事業者と建設・リフォーム事業者の連携を実現しています。特に現況検査技術者※2との協業が今後の制度改正に対応する重要なポイントです。

※1リフォーム事業者認定制度は東北連携が平成26年度より運用開始した事業で、建築事業者を対象とした登録制度です。既存住宅流通市場において不可欠なのが「建物の調査・検査」「各種証明書発行」「各種是正工事設計」の資格・知識・技術(以下、必須要件)です。これらの必須要件を備えている事業者を認定することで、既存住宅流通市場において、消費者や連携する不動産事業者が優良な建築事業者を発見しやすい環境を整備します。認定事業者については、各連携協議会のホームページより閲覧できる環境を整備します。

※2現況検査技術者制度は、一般社団法人住宅瑕疵担保責任保険協会が運営する認定制度で、国土交通省のインスペクションガイドラインに準拠した建物インスペクションに関する講習を受講し、講習会後の考査試験に合格した方を認定する制度です。現況検査技術者として登録すると、既存住宅売買かし保険の手続きにおいて検査業務が一部省略できるなど、かし保険の実務では欠かせない存在です。

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